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ここ数年、グループで取り組んでおりました「地質と河川生態系の関わり」を調べてきた様々な研究が、2022年度にようやく形となってきました!

​現地調査と将来予測を組み合わせることで「温暖下適応策を考えていく上で、流域地質が作り出すClimate-change refugiaの把握が重要」であることを明らかにしました。地質と気候の異質性が高い日本列島は、本テーマにとってとても良い研究フィールドでした!

北大・根岸研のPD・Janineさんのご研究です。流域地質と生態系機能(有機物分解)の関係性を野外実験から検証しています。 


​北大・García Molinos先生のご研究です。水温を規定する地形・景観要因やその重要性が対象とする時間スケールで変化することを示しています。


道総研の同僚・鈴木さんのご研究です。「気候変動下で火山岩流域の夏季水温がより低く保たれる」という上記Ishiyama et al. (in press)の主張を、プロセスベースの水文モデルを用いて裏付けています。

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